やり遂げた件

年末にプレイしたゲーム、結局ゲーム発展国++のみ……なんですが、ゲーム内で一区切りにあたる20年目でついにやり遂げました




日本ゲーム発展大賞でグランプリ受賞だ~~~~!!!!!
1周目(フリウルゲームスは2周目でした)のプレイではかすりもしなかったので嬉しすぎ それもシリーズ最終作の麗しの白鳥3で取れるなんてな……


麗しの白鳥(通称:うるはく)は1が携帯機、2と3が据置機で出ている恋愛サウンドノベルなんですよね 持ち運んでいつでもプレイできる1の手軽さもよかったけど据置機は画質も音質もよくていい……しかしなんといってもうるはく、主人公のフリー・アンダーバーと“ヒロイン”(『攻略対象』呼ばわりする奴は、モグリ)のウルフラン・ロウがマジで魅力的で……二人の恋路、応援せざるを得ない んですけど、ウルフランが別の人と結ばれてもその幸せを願っているフリーがめちゃめちゃ男前なのでバッドエンドもいいんですよね〜〜! アッでもバッドエンドにはどちらかが死ぬエンドや両方死ぬエンドもあってそれはつらい、戦場が舞台で二人とも兵士だからそういうエンドもあっておかしくはないんですがつらいものはつらい……けどスチルは最高……
そもそもエンド総数えげつないくせにどのエンドにもスチルがあるから早く画集出してほしすぎ 1のパッケージデザイン、荒廃した戦場の背景に白鳥の羽が1枚舞う地味なデザインなのにスチル枚数豊富なので逆パケ詐欺ですよ……

そしてジワ売れしたうるはく1を受けて発売されたうるはく2、まさかの学園モノになっていて度肝を抜かれましたよね パッケージもフリーとウルフランだけじゃなくてマーリヤをはじめとした登場人物達も描かれていて華やか&賑やか 1との差がすごい 内容もシリアス路線だった1と違ってラブコメ全開なんだよな~~~平和な世界で学生やってるフリーとウルフラン、こうなるんだなと思った でも根底にあるものは確かに前作から引き継がれているんですよね どんな世界でもフリーはフリーだしウルフランはウルフラン そういうことがわかって2も最高……だったんですが、まさかの隠し要素があって……
全エンド解放後のセーブデータで最初からはじめると入学式のシーンが途中で途切れて見覚えのある荒廃した景色……1でめちゃくちゃ見た背景が映り、フリーの独白が流れるんですよね 1の正規エンド、敵国と和解し終戦を迎えた世界で復興に取り組みながら生きてゆく二人……といったものなんですけど、フリーの独白はその後のもので 終戦したはずが新たな戦争がはじまり、そのせいでウルフランは死んだというもので……もしも平和な世界だったらウルフは命を落とさずに済んだのだろうか と語るフリーの声、感情がなくなったように聞こえるのが逆に……つらくて……こんなん【悲報】うるはく2、バッドエンドだった【パケ詐欺】でスレも立って当然だろ……。。。

でもね、フリウルゲームスを信じて待っててよかったです うるはく3、これまでの集大成でマジで本当にめちゃくちゃよかった 日本ゲーム発展大賞グランプリなだけある
1と似た世界観でありながら“妖精”という概念も出てきて複雑にはなっているんですけど設定が練りに練られていて読み応えすごかった それに1や2をプレイしていたことであれが伏線だったのか……!?と感じられるシーンがめちゃくちゃあるんですよね 3のフリーは1、2での学びや経験をすごく活かしているように思った 作中では語られていないけど123、並行世界なんだろうな~~そしてあらゆる世界の既定路線が『ウルフランの死』で(2でもウルフランが死んでしまうエンド、あった……)、だけどそれに抗い打ち克って、ウルフラン・ロウと伴に生きてゆく明日をフリー・アンダーバーが掴みとる話なんですよねうるはくは……一途な男の愛の物語……。真エンド迎えたあとにパッケージ見るとマジで沁みるんですよね ウルフランのこの表情、フリーだけに向けられたものなんだろうなって……。いやマジで画集も設定資料集も早く出してくれ~~~!!!(魂の叫び)


この人、架空のゲームでどこまで語るんですか? 怖……(急に正気になるな)