そこには“理解”があった

第23話を見るたびにいやこれ私が長々と何か書く必要あるか?「第23話を見てください」の一言で“全て”が伝わらんか???と思うんですけど結局私自身が推しカプへの感情叫ばずにはいられないから書く、って感じなんですよね ブログ、私の感情のぶちまけどころなので……。


いや~~~でも実際のところ第23話、マジですごい すごくないですかフリウルが???連日同じこと言ってるけどすごいんだよ本当に、フリーとウルフランのやりとりを手帳に文字起こし熟読オタク(え?)なんですけど「スゴ…………」って感嘆のため息ついちゃうもんな 手帳、第14話や第22話の二人の会話も文字起こししてあるし感想殴り書きしてあるしネタもメモってあるので絶対に落とすわけにはいかないし他人にも見せられねえ、ちなみにロルバーンダイアリーLサイズを使っています メモページが多くて使いやすいのでよい(話ずれとるが???)


第23話のフリー、怒涛の語りを見せるんですけどウルフランのことを決して否定していないんですよね 正確にはウルフランの“行動”は否定しているけどウルフランの“感情”は全く否定していない このことがも~~~私はメチャクチャ嬉しかったです ウルフランの絶望や感情を絶対に否定しないでくれ頼むフリーとずっと願っていたので……フリー・アンダーバー、信頼を裏切らない最高の男……。

フリー、「お前が何をしたって終わらねえんだよ!!」と全ての終わりを求めたウルフランの行動はきっぱりと否定するんですけどそこに至ったウルフランの感情やウルフラン自身にはむしろ深い理解を示しているんですよね
「大切なものを奪われて、ずっと痛いんだろ……忘れたいのに忘れられなくて、苦しいんだよな」「お前の絶望には終わりがない」「……お前は誰も許せねえんだな 自分自身も、全部ひっくるめて罰するつもりか」と語るフリー・アンダーバーのウルフラン・ロウへの“理解”っぷり、めちゃくちゃすごくないですか……。フリー、ウルフランをめちゃくちゃ理解ってるんだよな もしかしたらウルフラン自身よりもウルフランのことを理解しているのではと思うよ……。

「……ウルフ。お前は今も大切な人を想い続けてる。……その想いは消えねえだろ!」もさ~~~ッッッ『ウルフ』呼びがそもそもヤバなんですけどウルフランの情の深さをちゃんと知っているが故の発言じゃないですか いやフリー前にウルフランを『抜け目がなくて薄情』って評してなかった??それはあれか、一見そう見えるが本当のあいつはそうじゃねえ、しかしそれは俺だけが知っていればいいことだ……という戦友マウントですか???(???)フリー、ウルフランへの感情を他人にはほとんど開示してなかったもんな……マーリヤはヴェロニカへの感情をあんなに大っぴらにしていたというのに……まあそこは相手への巨大感情に自覚がなかったフリーと自覚があったマーリヤの違いかもしれませんが……。

しかし今のフリーはウルフランのことも、そしてウルフランに向けた己の巨大感情のこともしっかり理解しているんだよな 「……なぜ殺さない」というウルフランの問いかけに「……俺は、そこまで優しくねえ」と返すのが何よりの答えですよ 全ての終わりを迎えられなかった今、ウルフランだけでも終わらせてやることが彼にとってせめてもの救いになるとわかっていながらフリーはそうしないんですよ だってフリー・アンダーバー、ウルフラン・ロウに生きていてほしいんだもんな 終わりのない絶望を抱えて生きていく苦しさを理解しながら、それでもフリーはウルフランに生きていてほしいんですよ そう願わずにはいられない相手なんですよフリーにとってウルフランは……。これは少し前にも書いてたけどまさかここまで明確に描写されるとは思っていなかったので見ていて夢か……???って呆然としちゃったもんな いや自分の解釈が正しかったことが証明された瞬間でもありましたが……フリウル、あまりにもフリウルなんだよな……フリーとウルフラン、泣きたくなるほどフリウルだよ……好きだ……。


ウルフランも感情さらけだしまくっていて最高だったなと……最高というと語弊があるかもだがめちゃくちゃに心揺さぶられたな……平和に生きたいと願う人達の希望だって消えたりしないと言うフリーに「……その希望を打ち砕くのはいつも人だろうが!!俺達自身だ!!」と叫ぶウルフランの声、本当に痛々しいんですよ 顔は泣いてなくてもウルフランのやわらかい心が血の涙を流してるんだよな……ウルフランの心は10年前から、いや戦争で人を殺したその時からもうずっと泣いてたんだろうな……そんなウルフランにこれまで土足で踏み込んで地雷ぶち抜きまくっていたフリーだけど今回はついに違ったんですよね
「俺を語るな!!」と拒絶されても怯まずに、ウルフランの絶望を理解した上でまっすぐ向き合ったフリーだったからこそウルフランの心に触れることができたんだろうな 「断ち切る!!」の言葉と共にフラタニルを両断され首元にヴェロスティールを突きつけられたウルフランの表情、これまでに見たことがない表情だったけど美しいなと思ったよ フリーに殴られて倒れ込み、空を見上げた表情もまた然りなんですよ 呆然とはしているけれど決して空虚ではなく、憑きものが落ちたような穏やかな表情で綺麗だと思ったよ……ウルフラン・ロウ、その存在自体が美しい男なんだよな……涙

ウルフラン、この10年間に折り合いつけられたのか?というと完全に折り合いつけられたわけではないと思う すぐに消えるような絶望なら、そもそも“全ての終わり”なんて求めていないし10年間も走り続けていない フリーが言った「お前の絶望には終わりがない」は正しいのだろうなと思う それでも「終わらせるために」という言葉を“世界を終わらせる”という意味ではなく“世界を終わらせない”という意味で使えるほどの心境の変化がウルフランにあった それをもたらしたのが他でもないフリーだというのが……いやもうこれやっぱり私が長々と書く必要あるか?ないな??つまり一言でいえばフリウルなんですよね……。

この10年間でウルフランにまっすぐと向き合った存在、フリーだけだったんだろうな むしろフリー以外の誰かが向き合おうとしてもウルフラン、決して向き合わせなかったと思うんですよね リスカー大佐の挑発や誘いにもまったく乗らなかったように、ウルフランは基本的に己を開示せず感情を表に出さずにいたはずなので……そんなウルフランの感情を揺さぶってむき出しにさせて動かすことができる唯一の存在がフリー・アンダーバーなんだなあ…………エ~~~ンめちゃくちゃフリウルだよ、考えれば考えるほどというより考えなくてもフリウルなのでつまりフリウルはフリウルなんですよ、真理……(日本語崩壊)(今に始まったことじゃないから……)


やがて3000字に届きそうなのに書きたいことまったく書ききれていないのですが???書く必要はなくても書きたいことは山ほどあるんだよ、フリウル戦闘時のたまらん描写とか互いを想いあう気持ちがビシバシ伝わってくるマリヴェロとかネイン局長vsリスカー大佐の激熱バトルとか~~~~~ッッッしかし結構いい時間になってしまったので続きは後日、寝る!!ここ最近同じような〆ばっかりしてしまい不甲斐ないと思っている、書きたいことが多すぎるのもあるけどうまくまとめられない自分の文章構成力のなさが一番の原因なんだ……ウワーッそれに明日はフェアリーゴーンBD第5巻発売日なんだよな、このタイミングでフリーとウルフランのレドラッド時代小説が読めてしまうのヤバくないか???供給過多で頭がパンクしてしまう、しかしメチャメチャ楽しみだ……明日も仕事、頑張れます……。