お前がそれを望んでも

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俺はお前を殺さない


“全ての終わり”というウルフランの望みを知ってから、彼のその望みは阻まれて決して叶うことはないだろうしその望みが叶わないとわかったら彼は死を選ぶのだろうなとずっと思っていた ウルフラン・ロウというやわらかな心をもつ人間が生きていくには世界、あまりに残酷だったから……。そしてウルフランが死を願った時、彼にそれを与えるのはフリーであってほしいとも思っていた こいつの願いを叶えてやれるのは俺しかいないのだという決意と決断のもとにウルフランに終わりを与えてほしかった
でも次回予告を聞くかぎりフリー、ウルフランを殺さないんですよね ウルフランが俺を殺せとせがんでも決して殺しはしないし自ら命を断とうとしても絶対に許さないだろうと思った フリー・アンダーバー、ウルフラン・ロウに生きていてほしいんだなあ 全ての終わりを望んだウルフランがこの先も生きていくということ、それがウルフランにとってどれほどつらく苦しいことか理解できないはずもないのに、それでもフリーはウルフランに生きていてほしいんだよな エゴだよなめちゃくちゃエゴだよ……でもフリーは己のエゴをしっかり自覚しながらその上でウルフランを生に繋ぎとめることに躊躇しないんだろうな フリー、あの時振り払われた手を今度こそは決して離さねえと思っているんだよ お前の全てを受け止めて絶対に離さねえと思っているんだよ……。
フリウル、一方通行カプではないけどもそれはそれとしてフリー・アンダーバーのウルフラン・ロウへの巨大感情、やっぱりスゴイんだよな……。


第22話、フリウル!マリヴェロ!ネイン局長!リスカー大佐!レイ・ドーン(号泣)と盛り沢山すぎてヤバのヤバなんですが……どっか行った語彙力、朝になったら帰ってくるといつから錯覚していた……?(そもそも元からなかったのでは……?)(名推理)

久々に流れたOP、曲も映像もやっぱりサイコーだしウルフランの横顔、何度見ても本当に美しいので「美しいよ~~~;;;」となってしまう 本編のウルフランも美しさと抑えきれない感情がない交ぜになっていて最高のやつでした フリーの言葉で感情を引きずり出されるウルフラン、ウワ~~~~~……ッッッ(萌えのあまり倒れる)最初のうちは「フリー、お前にしては早かったな」と笑みを浮かべて余裕のある表情をしていたのに最終的にはフリーの「来いよ。受け止めてやる!」に苛立ったように顔を歪めて向かっていくんだもんなあ……ウルフラン、フリーのそういう真っ向勝負でまっすぐなところに昔から思うところがあったんだろうなあ……BD第5巻TaS特典のフリウルレドラッド軍時代書き下ろし小説、ますます楽しみになってきたな……。

「こんなことして何が残る!!」というフリーの問いかけに「フフ……何も。何も残らない」と返すウルフランの表情に浮かんだ空虚さに胸が苦しくなるわけですが、そんなウルフランにも今のフリーは決して揺らがないんですよね 第14話のように狼狽えることもなく「……それがお前の答えなのか」と静かに確かめるように言い、「ああ。お前は俺がこの手で終わらせてやる」と瞳を鋭くしたウルフランに「来いよ。受け止めてやる!」と告げるんですよね いやフリー・アンダーバー、めちゃくちゃ格好良くないですか?????攻めとしての自覚がめちゃくちゃ芽生えていませんか???いや攻めとしての自覚というかウルフランへの巨大感情を完全に自覚していませんかフリー・アンダーバー、ウルフランの全てを受け止めてウルフランの今後の人生に責任を取るつもりの男の顔をしていませんかフリー・アンダーバー…………無理、推しがあまりに格好良すぎてフルネームで呼んでしまう病にかかってしまった……(???)

そもそも第22話のフリー、最初っからメチャメチャ良じゃないですか……妖精兵がいるとの報せを受けてウルフランだと察したあとのマーリヤとのアイコンタクト、頷くマーリヤに「行ってくる」と告げるあの一連の流れ、フリーとマーリヤが“同志”であることがバリバリに伝わってくるメチャメチャ良なやりとりだったじゃないですか 二人とも一筋縄ではいかない金髪美人に想いを寄せる者同士だから……。この時のフリーの迷いを感じさせない男の表情、完全にウルフランへの感情を自覚している顔なんだよな……きっとウルフランの過去を知ってからここに至るまでの間に「私にとってのヴェロニカが、フリーにとってはあの人(ウルフラン)なんでしょ?」とかそういうことをマーリヤに言われたに違いないんですよ……あのアイコンタクト、確実にそういう意味なので……(真剣な表情で、頷く)


ワ~~~しかしフリウル“かたりあい”シーンが最高すぎてそのシーンばかりリピートしてしまいそこから先に全然進めない状態なんですけど何度見ても最高なものは最高だから仕方なくないですか?!!(なんで逆ギレしてんの???)
フリーとウルフランの戦い方の違いがね~~~もうめちゃくちゃ好きですね……フリーは力強いしウルフランは軽やかなんだよね……。ウルフランはフラタニルを使いこなしている技量の高さもさることながらもしかして体重が存在していないのか?(?)と思わせるくらい軽やかな身のこなしが最高だしフリーもそんなウルフランと対等に渡り合いながら力強く重い一撃を見せるところが最高なんですよね……最高の男達が最高の戦いをしているとやっぱり最高なんですよね……(語彙……)あ~~~それにしたって何度見てもフリウル……フリウルだなあ、本当に……。推しカプが推しカプすぎて呆然としてしまうこと、あるんだね……。


第22話のフリウルシーン、実質2分もないんですけどそれだけでどこまで語るつもりなのか???いやフリウルの時点でどこまででも語れるが……(なんだその自信は……)
第23話で描かれるであろう二人の決着も待ち遠し……いややっぱり怖、マリヴェロもフリウルも生きていくカプなんだ、対カプだろうと生と死の対比にはしないんだ……と次回予告で思ってたけどミスリードの可能性もあるから怖……最終回まで安心はできねえ、ウウッ……(疑心暗鬼)

残業から帰ってきてこれを書いているうちに結構な時間になってしまったので第22話感想はまた改めて 次はフリウル以外の感想を書きます(と言いつつフリウルの話をぶっこんでしまう可能性はメチャメチャ高い)(推しカプなので仕方ない)(ひ、開き直り……)