誰も信じていないのに

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めちゃくちゃ嫌な……というか下世話な言い方になってしまうんですけどウルフラン、権力者の男に取り入るのがうまいのでそのことについて考えだすとウワ~~~~~ッとなってしまう

特にどうしてそこまでウルフランがお気に入りなの?と思うのがディーゼ公で、いくら反乱の協力者とはいえマフィアの一構成員にすぎないウルフランを皇帝の元まで同行させる必要はないじゃないですか……お気にの美人を見せびらかしたかったのか???と思ってしまう(…)まあ冗談はさておき本懐を果たさんとするまさにその時まで傍にいることを許すというのは、つまりそれだけ信頼しているし信用しているということなので ウルフラン、一体どうやってそこまでディーゼ公の懐に入り込んだんだよ……。

ちなみに身体を使って籠絡したんだろという話をしたいわけではないです ウルフラン、為すべきことのためには手段を選ばないし使えるものは何でも使うだろうけど自分の身体がそこまで使えるものだとも思っていなさそう 求められれば(そしてそうすることで何かしらの利益があるならば)差し出すんだけど自ら積極的に利用するわけではないというか、それ以外の武器も沢山持っているからあえて身体を使う必要がないというか……じゃあお前がこの前書いたフリウルは一体???という話についてはその時すぐに使えるものが己の身体しかなかったしどうやらこいつも溜まっているようだしな……と考えたんじゃないかと ウルフラン、もっとフリーの感情について考えてくれ フリーは別に溜まってたわけじゃないんだ、ただお前のことが……は、話ずれてるしうまくまとまらね~~~でもウルフラン、自分の美しさっつーかエロさに自覚ない感じはするんですよ 頓着がなさそうで……そういうところが罪作りなんだよな……。

閑話休題 というわけでディーゼ公からの信頼は上記の通りだし同じく五公であるレイ・ドーンもウルフランからもたらされた情報をもとに首相に密書を送ったり自ら対応に乗り出したりしているのですげ~~~信用してるじゃんという……そもそも執政室と思わしきところで二人で会っているのがまずもってン???という感じですし 自治領を束ねる長とマフィアの一構成員、そうやって会うことあるか??? いやウルフランが忍び込んだ可能性高いなとは思うんですけど、どちらにしろそうやってもたらされた情報をあの疑り深そうなレイ・ドーンが信じるというのが……ウルフラン、ここでもまた信頼をかちえている……。

それに権力者とはまた違いますが弱者を小石と呼び歯牙にもかけない圧倒的強者であるリスカー大佐がウルフランのことは認めているというか戦列に加わるよう誘いをかけるほどには気に入っているというのが…… 第3話と第9話を見比べたら二人の間に流れる空気の濃度、明らかに違うんですけど???親密さが増している……。
身体使って籠絡したんだろという話ではないと先程言いましたがこの二人は完全に寝ているなと思います どう見てもあからさまなので……。でも大佐は籠絡される男でもないし大佐とウルフランは互いにとって都合のよい相手なんだよなという話 利用しあう間柄……改めて考えるとここの関係性も正直好きなんだよな……。

またも閑話休題 とにかくそうやって多くの信頼を得ながらもウルフラン自身は誰のことも信じていないのがまたウワ~~~~~ッとなってしまう 「信じてくれ」という相手を「皆そう言う ……悪いな」と躊躇なく撃ち殺すウルフラン、すべてを失ったあの時から何も信じていないんだろうなと そんな男が他人からは信頼を得ているという矛盾がさ~~~~どういうことなんですかね……ウルフランの何が相手を信用させるんだろう 語る言葉なのか表情なのか声色なのか彼のすべてがそうさせるのか 何かを為そうとする強い意志を持った者、みんな信用したくなるのかもな……。

でもフリーと再会した時ウルフランは言葉少なで、きっとそちらのほうが彼の素に近い姿なんだろうなと思うしもう……もう…………つまりフリウル、そういうことなんだろうな…………(いつもの帰結)