感想書くタイミング逃す

先週の読書タイムで3年ぶりくらいに霊応ゲームを読んだんですが、久々に読んでもとてもおもしろかったけど以前読んだ時以上に「この世の全てに傷つけられたリチャード・ロークビーの孤独で繊細なひとつの魂~~~ッ;;;」という気持ちがめちゃめちゃ強になってしまった……前もそういう気持ちがなかったわけじゃないけど「ジョナサン、タチの悪い相手に魅入られちゃったね……」の気持ちのほうが大きかったんだよな リチャードのジョナサンに向けられた独占欲、そしてジョナサン以外に対する憎しみや加害性残虐性は本当に恐ろしいので……でも最初に手を伸ばしたのはジョナサンなんだよな 傷つきこの世の全てを憎みながらそれでもさみしさを捨てきれなかったリチャードにぼくはきみの気持ちがわかるようになりたい、ぼくだけはきみを裏切らないと手を伸ばしてその心に触れてしまったのはジョナサンのほうだから……そりゃリチャードはジョナサンに依存してしまうよ いつか自分を置いていってしまった大切だったあの人のように今度こそはぼくの前からいなくならないでとなってしまうよ それで選んだ方法はマジでめちゃくちゃタチ悪いですが……。そういう相手に深く関わる決意がジョナサンにはできていなかったよね リチャードの全てを受け止める覚悟がなければ、まして途中で離れようとするくらいなら関わってはいけなかったよね でもジョナサンはたった14歳の少年なんですよ そんな覚悟を最初からしていろって言うのは無理な話だし荷が重すぎるよ いやそもそも少年(こども)に少年(こども)のケアをさすな~~~!!!!!(机をバンと叩く)(いきなり激昂するのやめて)

霊応ゲームの大人達……基本的にろくなのがいない……生徒を苛める教師、生徒に手を出す教師、実子より新しい妻を優先する父親、あなたがあの子を救ってあげてと丸投げしてくる伯母、その他諸々大体ろくでもねえ……まあリチャードの伯母は基本的に優しい人だとは思う 思うけど彼女のやることほとんどが裏目に出ているんだよな……リチャードのことを大切に思っていないわけではないけどリチャード個人の意思より自分を取りまく環境が平穏で幸せであることを願っているというか、『みんな仲良く』が好きな人だよな……いやリチャードのことを見てやってくれよ 傷ついたあの子のことを見てやってくれよ それができなかったからジョナサンにあの子にはあなたが必要なのと丸投げしてくるわけですが……お、大人~~ちゃんと“大人”をしろ~~~!!!!!(再びの激昂)

そんな感じで大人達にキレつつ読みましたがおもしろかったです霊応ゲーム 物語序盤の少年達の心が近づいていく様子や束の間の平穏な時間、やがて日常によからぬものがじわじわ侵食してくる不気味さめちゃくちゃ読み応えがある おもしろい話、何回読んでもめちゃくちゃおもしろいんですわやっぱり……。


見たり読んだりしたものの感想簡単にでも残しておきたいんですけど(記録にもなるしあとで自分で読み返してへ~となるのが結構楽しいので)書いたつもりになって書いていないことが結構ある ドリフターズ、アニメ全話見たあと結局我慢できずに原作買い直して「こんなに豊信なことある???」と改めてぶっ倒れたんですが、そのあとでここがすごいよドリフ豊信をブログに書き連ねていたつもりが全然書いていなかった 夢?(?)

豊信、自分が王にしたいと思った豊久のためなら自分はどれだけでも汚れ役を負う覚悟を“あの”信長がしている時点で答え出てるんですけどそんな信長を豊久がブン殴って叱ったことでマジで揺るぎないものになっているんですよ 豊信が豊信であること、原作を読めばわかる……あっだからブログ書いてなかったのかな、当然のことを当然と述べるのは無粋ですから……(いやでもフリウルがフリウルであることは公式を見ればわかりますがフリウルについては今までさんざん語ってきたしこれからもめちゃくちゃ語りたいしそもそも豊信もブログに書き連ねていたつもりだったから この存在しない記憶マジで何?)(?)


めちゃめちゃ反応遅いんですけどカリギュラ2めちゃめちゃびっくりしました 発売日近~あっという間だ 前作とどういう関わりがあるのか気になるな、今積みゲーの山に埋もれているので実際にプレイするのはだいぶ先になりそうだけどシリーズが続いていくのはめでたいなあと思います