救いはいらない

救いを求めていない人間を救おうとすること、やっぱりエゴなんだよなとフェアリーゴーン第21話で改めて思いました 「あなたの中から妖精器官を消してしまえば、あなたも、あなたの妖精も、きっとまだ救える」と言ったマーリヤに「俺を? 俺の妖精を救うだと? お前が? ……何様のつもりだ!!」と叫んだウルフラン、「俺を? 俺の妖精を救うだと?」辺りは呆れたような声色と表情だったのに最終的には耐えきれず「何様のつもりだ!!」と激昂するんですよね お前に俺は救えないという強い拒絶だし俺は救いを求めていないという意思表示なんですよね ウルフランが求めているのは全ての終わりだから……ウルフランが真に救われるとしたらそれは絶望でしかないこの世界を終わらせた時なんだよなきっと マーリヤの考える救いはウルフランにとって、そしてヴェロニカにとっても救いにはならないんだよな……ヴェロニカが真に救われるのは、レイ・ドーンへの復讐を果たしたその時だから……ヴェロニカ、もう止まることができないんだよな……マーリヤの言葉に何とも言えない笑みを浮かべるヴェル、切ねえよ……いやもう金髪美人達、あまりにも頑なで一筋縄ではいかないな……(もちろんどちらもそうならざるをえなかった理由があるのだが……)

だけどマーリヤには決して己を曲げてほしくないんですよね、己の信念のままに救いたい相手を救ってくれ~~~!!!と思う 「私が救いたいから救う!!」と相手が求めていないかたちの救いを押しつけるのはそりゃも~~めちゃくちゃエゴなんですけど、そういうエゴを貫き通すのもまた“人間”という感じでとても良……と思うんですよね マーリヤのヴェロニカに対するブレなさを見ていると感情もエゴもめちゃめちゃ強いしデカと感じるんですけどマーリヤのそういうところが好きなんですよね私は……フェアリーゴーン、それぞれの信念がぶつかりあう物語だから意志の強さはめちゃくちゃ大事なんだよな……。


冒頭のマーリヤvsウルフランに話は戻るんですけどこの時のウルフラン、“““美”””なカットが多くなかったですか???特に激昂したあと、マーリヤに向かっていくシーンのウルフランのアップが美しすぎて「美なんだが!!?!?」と思わず叫びましたね……(深夜なんだが???)いやスロー再生不可避でしょこんな、フリーに刻まれた傷もバッチリ強調されていてありがとうございますだよ……いや~~~ウルフラン、やっぱりめちゃくちゃ美しい男だな…………。あと「何だ、この力……ッ」とうめくウルフランの声と表情がエチチチだったので「??!」となったしフリーの声が聞こえて逃げる時の汗だくの表情もエッチだなと思いましたね……いや『ウルフランが苦しむ姿や悲しむ姿は見ていてつらさが勝ってしまう』と言っていたの誰だよ???いや私ですが……(開き直るな)

なんだろな、第15話や第20話過去回想のウルフランは見ていて本当につらくなるんですけど今回のウルフランに関しては正直萌えと興奮が勝ってしまったので“自我がある状態”というのがひとつのターニングポイントなのかもしれない 過去回想の哀しみと絶望で空っぽになっているウルフラン、それ以上の負荷をかけるともう本当にぽっきり折れて消えてしまいそうだったじゃないですか そういうのは見ていてつらい……しかし第21話のウルフランは強い自我も確かな意志もあったから苦しむ表情にもメチャメチャ萌えた、そういうことなんだなきっと……。


それに今回はウルフランの様々な姿が見られて最高だったな……アクセル相手のウルフラン、傍若無人な美人でサイコーじゃなかったですか??ニコリともせずに有無を言わせぬあの態度……じ、女王様じゃん……。。。(???)

教団にいる時もまた違った表情をしているんですよねウルフラン、そしてこの時のウルフランがもっとも感情が読めない……。マルコが「一人では何も為しえない」と言った際に曇った表情を見ているとやはり本当はひとりで全てを終わらせたかったんだろうなウルフラン、と思ったんですけどマルコが人の愚かさを語っている時の顔からは教団の教えに賛同している部分もあるのかなと感じた……いやもうわからん、マルコ・ベルウッドに関してはウルフラン・ロウを利用しやがってテメエこの野郎~~~~~!!?!?という気持ちがメチャクチャ強かったし今も強いんですけど話している内容はあながち間違っていないのでは……とも感じてしまった 人間、愚かだから……でも、それでも人間、信じたいよな……うまく言えないのだが……しかし全ての終わりを願うウルフランの“利用できるものは全て利用する”という強い意志もめちゃくちゃ“人間”だと思うからウルフランの感情はめちゃくちゃ肯定したいしそこは絶対に否定しないでくれフリー・アンダーバー(泣泣泣) 第22話、楽しみでもあり怖……。しかしフリーとウルフランの巨大感情大爆発男対男超暴力死闘大激突の末の理解り合い、マジでメチャクチャ期待していますから……。


レイ・ドーン、好きだ………………という気持ちを書き連ねていたのですが、いつも以上に文章がわけわからんことになったので衝動的に消してしまった(…)一言でいうとレイ・ドーン、“人間”たらんとしているところがとても好きなんですよね つまり“人間”が好きなんですよね私は……(?)人間の守護者であるために罪を背負うことを厭わないんですよねレイ・ドーン、そういうところがめちゃくちゃ高潔だと思うんですよ……もちろんやったこと全てを肯定することはできないんですが でも犯した罪から逃れるつもりはない男だからなレイは……人々の声を聞き、人間のための世界を守ることが彼にとっては何よりも大事なことだから……いややっぱり高潔な男だなレイ・ドーン……好きだ……………………(出た!三点リーダに感情込めオタクだ!)


そして出番少しだったけどリスカー大佐再登場おめでとう~~~ヨッシャ~~~~~!!!!!お元気そうで何よりです、むしろ想像以上にピンピンしていて笑っちゃった……あんなにザックリ額いってたのに傷痕全然残ってなくて「エ……???」とも呟いちゃいましたね……大佐、「如何なる時代だろうと、俺は不変だ!」という意思がメチャクチャ強だからフリーの一撃では傷を刻むことができなかったのかな……つまり互いに傷痕を刻み込んでいるフリーとウルフランはつまり……いや皆まで言うまい、それは野暮ってモンだよな……(???)互いの存在が互いに刻まれているということ、つまり“““そう”””ということですからね……(???)(大佐の話からいつのまにかフリウルの話になっているが???)(大佐の大活躍、期待しています……)



ワ~~~ン思っとること半分も書けてない気がするな、頭の中ではもっと考えているはずなんですがアウトプットが壊滅的にヘタクソだから全然言語化できない……こんな状態で第22話、本当に受け止めることができるのか???いやでもフリウルがマジでめちゃめちゃ好きだというのは私の中で揺るぎないことなのでしっかり受け止めたい、何があろうとフリー・アンダーバーとウルフラン・ロウ、二人の行く末を最後まで見届けると心に決めてるからなワイは……(と言いつつもあらゆる予想をしては泣いている)(いやまだ決着回って決まったわけじゃないからな??!)